「またか…」入社3日目で気づいた絶望
入社3日目の朝礼。
全員で円陣を組み、社訓を叫ぶ。声が小さい人は、「やる気あるのか!」と怒鳴られる。
「またか…」
その瞬間、絶望した。
1社目と全く同じだった。体育会系のノリ、朝礼での気合い入れ、飲み会の強制参加…。せっかく転職したのに、また同じ環境だった。
「なんで、またこうなるんだ?」
自分の選択を、心の底から後悔した。
僕は、転職で同じ失敗を2回繰り返した。1社目も2社目も、体育会系の会社を選んでしまった。
この記事では、なぜ同じ失敗を繰り返したのか、そこから何を学んだのかを正直に書く。
もしあなたが転職を考えているなら、僕と同じ失敗をしないでほしい。
1社目:体育会系が合わなくて2年で退職
大手人材会社の体育会系カルチャー
新卒で入社したのは、大手人材会社。福利厚生は完璧、給料も悪くない。周りからは「勝ち組」と言われた。
でも、僕は2年で辞めた。
理由は、体育会系のカルチャーが合わなかったから。
- 入社式で社訓を全員で叫ぶ
- 朝礼で円陣を組んで「気合いを入れる」
- 飲み会は強制参加
- 休日にゴルフの誘い
- 「仕事は人生だ」という価値観の押し付け
僕は、プライベートを大事にしたいタイプ。でも、この会社では、そういう価値観は「甘え」とされた。
2年間我慢したけど、朝起きるのが辛くなった。「このまま続けたら、心を壊す」と思って、退職を決意した。
「次こそは」という思いで転職活動
退職後、僕は転職活動を始めた。
「次こそは、自分に合う会社を見つける」
そう決意した。
1社目の反省を活かして、今度は慎重に会社を選ぼうと思った。でも、結果的には、同じ失敗を繰り返すことになる。
2社目:また体育会系を引いてしまった
面接では分からなかった
2社目の面接では、体育会系の雰囲気は全く感じなかった。
面接官は穏やかで、「うちはフラットな組織です」と言っていた。オフィスも綺麗で、社員の雰囲気も良さそうだった。
「ここなら大丈夫そうだ」
そう思って、入社を決めた。
入社3日目で気づいた「またか…」
でも、入社3日目の朝礼で、全てが変わった。
全員で円陣を組み、社訓を叫ぶ。営業目標を大声で宣言する。声が小さいと、「やる気あるのか!」と怒鳴られる。
「またか…」
1社目と全く同じだった。
その時の絶望は、今でも忘れられない。「せっかく転職したのに、また同じ環境だ」と思うと、涙が出そうになった。
社内イベントが多すぎて、プライベートがなかった
2社目で特に辛かったのは、社内イベントが多すぎたこと。
月に何度も、運動会、BBQ、飲み会がある。「家族のような会社」を強調されたけど、僕にとっては息苦しいだけだった。
休日も、会社のイベントで潰れる。プライベートの時間が、ほとんどなかった。
「またプライベートを犠牲にする生活が始まるのか…」
そう思うと、憂鬱だった。
1年半で限界を感じて退職
1社目と同じように、朝起きるのが辛くなった。
「また失敗した」という自己嫌悪と、「このまま続けても意味がない」という諦めで、心が折れた。
1年半で退職を決めた。
今度は、周りからの反応も厳しかった。
「また辞めるの?」 「2社連続で短期離職って、次の転職に響くよ」 「我慢が足りないんじゃない?」
自分でも、「なんで同じ失敗を繰り返したんだろう」と自分を責めた。
なぜ同じ失敗を繰り返したのか?
2社目を辞めてから、僕は徹底的に振り返った。
なぜ、同じ失敗を繰り返したのか?
答えは、シンプルだった。
失敗の原因1:カルチャー確認を怠った
1社目の失敗を活かしたつもりだった。でも、実際には、カルチャー確認を徹底していなかった。
面接で聞いたのは、以下のような表面的な質問だけ。
- 「残業はどのくらいですか?」
- 「福利厚生はどうですか?」
- 「キャリアパスはどうなっていますか?」
でも、これらの質問では、カルチャーは分からない。
本当に聞くべきだったのは、こんな質問だ。
- 「どんな性格の人が活躍していますか?」
- 「社内イベントはどのくらいありますか?」
- 「飲み会の頻度はどのくらいですか?」
- 「若手の意見はどのくらい通りますか?」
- 「朝礼や定例会議はどんな雰囲気ですか?」
こういう質問をしていれば、体育会系かどうか見抜けたかもしれない。
失敗の原因2:口コミサイトを見なかった
2社目の転職活動では、口コミサイトをほとんど見なかった。
「面接で良い印象だったから、大丈夫だろう」
そう思っていた。でも、これが甘かった。
後から口コミサイトを見たら、こんなコメントがあった。
- 「体育会系のノリが強い」
- 「社内イベントが多すぎる」
- 「飲み会は強制参加」
全部、入社前に分かっていたことだった。
でも、僕はそれを確認しなかった。
失敗の原因3:「業界を変えれば大丈夫」と思っていた
1社目は人材業界、2社目も人材業界。
僕は、「同じ業界だから、カルチャーも似ているんだろう」と思っていた。でも、同じ業界でも、会社によってカルチャーは全く違う。
逆に言えば、「業界を変えれば、カルチャーも変わる」とも思っていなかった。
でも、これも間違いだった。業界よりも、会社ごとのカルチャーの方が重要だった。
3社目でやっと学んだ「カルチャー確認の方法」
2社連続で失敗した僕は、3社目の転職活動では徹底的にカルチャー確認をした。
方法1:面接で具体的な質問を20個以上用意
3社目の面接では、20個以上の質問を用意した。
働き方・カルチャー編:
- どんな性格の人が活躍していますか?
- 逆に、早期退職する人に共通点はありますか?
- 社内で最も大事にされている価値観は何ですか?
- 飲み会や社内イベントはどのくらいありますか?
- 若手の意見はどのくらい通りますか?
組織・マネジメント編:
- 上司と部下の関係性は、どんな感じですか?
- 会議ではどんな雰囲気ですか?
- 残業は月平均どのくらいですか?
退職・定着率編:
- 過去3年の離職率を教えてください
- 前任者はなぜ退職されたのですか?
これらの質問を、遠慮せず全部聞いた。
嫌な顔をする面接官もいたけど、「それなら、ミスマッチだ」と判断できた。
方法2:社員との面談を複数回依頼
面接だけでは、カルチャーは分からない。だから、社員との面談を複数回依頼した。
人事担当者だけでなく、現場の社員とも話した。20代の若手社員とも話して、リアルな職場の雰囲気を確認した。
方法3:口コミサイトを隅々までチェック
口コミサイトを、隅々までチェックした。
- 転職会議
- OpenWork
- エンライトハウス
特に、退職した人のコメントを重視した。「なぜ辞めたのか」を見れば、その会社の問題点が見える。
方法4:転職エージェントに「社風」を何度も確認
転職エージェントには、「社風」を何度も確認した。
「体育会系は絶対に嫌です」と正直に伝えた。エージェントは、企業の内情を詳しく教えてくれた。
結果:3社目でやっと「体育会系じゃない会社」に出会えた
これらの方法を徹底した結果、3社目でやっと「体育会系じゃない会社」に出会えた。
IT業界の中小企業で、フラットな組織だった。朝礼で円陣を組むこともないし、飲み会も参加したい人だけ。プライベートも尊重される。
「やっと、自分に合う環境に出会えた」
その時の安心感は、今でも忘れられない。
(3社目は2年在籍したけど、今度は「ゆるすぎる」という別の問題があって退職。でも、それはまた別の話。)
同じ失敗を繰り返さないための「チェックリスト」
僕の失敗を踏まえて、転職活動で確認すべきことをチェックリストにまとめた。
【面接前】確認すべきこと
- [ ] 口コミサイトで、退職者のコメントを確認
- [ ] 離職率をチェック(高い場合は要注意)
- [ ] 社内イベントの写真を確認(運動会、BBQなどがあれば要注意)
- [ ] 転職エージェントに「社風」を詳しく聞く
【面接中】必ず聞くべき質問
- [ ] どんな性格の人が活躍していますか?
- [ ] 早期退職する人の共通点は?
- [ ] 社内イベントの頻度は?
- [ ] 飲み会の頻度は?強制参加か?
- [ ] 朝礼や定例会議の雰囲気は?
- [ ] 若手の意見はどのくらい通るか?
- [ ] 過去3年の離職率は?
- [ ] 前任者の退職理由は?
【内定後】最終確認
- [ ] 現場社員との面談を依頼
- [ ] 20代の若手社員と話す
- [ ] オフィスを見学して、雰囲気を確認
- [ ] 可能なら、ランチに同行させてもらう
このチェックリストを全部クリアすれば、ミスマッチは大幅に減らせる。
「また同じ失敗をするかも」という不安があるあなたへ
失敗は、学びの機会
僕は2社連続で失敗した。
周りからは「我慢が足りない」と言われた。自分でも、「なんでまた失敗したんだろう」と自分を責めた。
でも、今振り返ると、あの失敗は必要だった。
2回失敗したからこそ、「カルチャー確認の重要性」を痛感した。3社目以降は、同じ失敗をしなかった。
失敗は、学びの機会だ。
転職回数が多い = 失敗ではない
僕は今、30代半ばで5社目。転職5回と聞くと、「失敗続きだったのか」と思われるかもしれない。
でも、僕はそうは思っていない。
転職5回は、自分に合う環境を探し続けた証拠だ。
各転職で学びがあった。1社目で「体育会系が合わない」と知った。2社目で「カルチャー確認の重要性」を痛感した。3社目で「ゆるすぎるのも合わない」と分かった。
そして5社目で、やっと「自分に合う環境」に出会えた。
次は、同じ失敗をしない
「また同じ失敗をするかも」
そう不安に思っているなら、大丈夫。
同じ失敗をしないための方法は、ある。
僕がこの記事で紹介した「カルチャー確認の方法」を実践すれば、ミスマッチは大幅に減らせる。
僕は2回失敗したけど、3社目以降は「カルチャーが合わない」という理由で辞めることはなかった。
あなたも、次は大丈夫。
転職エージェントを味方につける
僕が3社目の転職で使ったエージェントを紹介する。
ハタラクティブ:カルチャー重視派におすすめ
3社目の転職で使ったのがハタラクティブ。担当者に「体育会系は絶対に嫌です」と正直に伝えたら、それ以外の企業だけを紹介してくれた。
企業の内情まで詳しく教えてくれたのが、本当に助かった。「2社連続で短期離職」という経歴でも、理解してくれた。
UZUZ:第二新卒の気持ちを理解してくれる
担当者自身が第二新卒で転職した経験があり、僕の悩みを理解してくれた。「同じ失敗を繰り返したくない」という相談にも、親身に乗ってくれた。
マイナビジョブ20’s:適性診断が役立つ
適性診断を受けて、「フラットな組織が合う」と分かった。その結果を元に、自分に合う企業を紹介してもらえた。
まとめ:2回失敗して分かったこと
僕は、転職で同じ失敗を2回繰り返した。
1社目も2社目も、体育会系の会社を選んでしまった。当時は、「なんで自分はこんなにダメなんだろう」と自分を責めた。
でも、今振り返ると、あの失敗は必要だった。
2回失敗したからこそ、「カルチャー確認の重要性」を痛感した。3社目以降は、徹底的にカルチャーを確認するようになった。
そして5社目でやっと、「自分に合う環境」に出会えた。
失敗は、無駄じゃない。
もしあなたが「また同じ失敗をするかも」と不安なら、大丈夫。
この記事で紹介した方法を実践すれば、次は大丈夫。
僕は2回失敗したけど、3社目以降は同じ失敗をしなかった。
あなたも、必ず「自分に合う会社」は見つかる。
諦めないでほしい。
